新じゃがとカレーを結びつけた記事的な話は少ない。カレーというものは年中無休的なものなので、季節的な新じゃがと結びつけた記事が少ないのも当然のことである。
それでも新じゃがとカレーを結びつけた情報は必要である。その情報を提供しようとしているのが本記事なのである。
なぜその情報が必要なのか。カレーのルーに書いてある手順通りだと、新じゃがの場合は必ず失敗するからだ。まさに自分がこれまで経験してきたこと。メーカーの情報自体が当てにできない。呆れた話なのでもあるのだが。
パッケージの一般的な手順は大概は以下のものである。
最初に材料を炒め、基底分量の水を加えて煮立つまで待つ。煮立ってきたら、およそ20分間弱火で煮る。こんなところなのだが、問題はこの20分なのである。20分煮るとしたら、弱火でなく極弱火でなければならない。弱火20分では、特に新じゃがの場合はにすぎなのである。
気の利いたカレーを作る場合、大方のレシピではじゃがいもを加えない仕様となっている。何故か。理由は簡単である。ジャガイモは澱粉質である。とろみをつけるあの片栗粉と同じ成分である。
で20分の煮込みだ。カレールーにはとろみをつける成分が含まれている。小麦粉である。ジャガイモを煮すぎるとジャガイモの表外面からとろみ成分が溶け出してしまう。つまりは小麦粉と澱粉が合体したとろみとなるのだ。
で味だ。基本のとろみにジャガイモのとろみが加わると、カレーの切れ味がなくなってしまう。つまりはぼやっとした味になってしまうわけだ。特にこのことは新ジャガイモを使った場合に顕著になる。新ジャガイモは柔らかく、すぐに煮えてしまうから。20分では長すぎるのだ。
ではどの程度か。弱火で10分程度。使っている新ジャガイモの質にもよるので、この時間になったら竹串あたりで硬さを確かめるのが定石だ。固ければもう少し煮る時間を増やす。ただしルーを固めるための時間が5分ほど必要なので、ここで柔らかくし過ぎないことも重要なポイントである。
だからどうなのだ的な記事であったが、各自興味のある人は確かめてみるのが良いだろう。どうも私が作るカレーは味が鈍い。そんな人には上記手法の効果が如実に実感できるだろう。嘘ではなく。
→新じゃがカレーレシピがいかに少ないか。ここで確認。
本記事とは何ら関係がないけれど、面白いかもということで。