苦労して書いたであろう記事を台無しにしてしまう。そんなアイキャッチ画像を使っている人は多い。実に残念なことである。
くだらない自分自慢のF、他人の意見をそのままオオム返しに声だかに主張しているばかりのYそして他人の悪口三昧のX.。これらの2、3流のSNSに比べて格段に優れているのがMediumである。長文の投稿が一般的であり、従ってかなりの思考力のある人たちが集まるSNSであり、貴重な意見が多く私には実にありがたいSNSなのである。
そのMediumでも記事内容に比較して貧弱なアイキャッチ画像を使っている人が多い。残念であり、ではどうすれば良いのか。自分で実際に試して例で解決の一つの方法を提示したいと思う。
そもそものところアイキャッチ画像とはどのようなものか。この記事が使っているものであり、記事のタイトルの下あるいは記事タイトルの上に表示される画像。人の目を引く画像なのである。多くの人がこの表現に慣れてしまった現在、アイキャッチ画像がない記事はそれだけで貧弱に見えてしまう。
だから自分も含めて誰もが使う方法なのであるが、先にも書いたように逆効果な画像を使っている人が多い。どのような画像か。あまりにも一般すぎてその記事の内容を反映するあるいは記事を読むように人々を誘導するようにはできていないのである。
具体的な例で考えてみよう。本の装丁デザインを参考にして。
以前、松本清張の小説である「ゼロの焦点」を題材にしてAIにブックカバーのデザインを依頼してみた。結果はどうか。本の内容を読み込んでその内容を反映したデザインを作成。この点では素晴らしいと思ったのだが、ビジネスとしてのブックカバーでは全くダメな対応であろう。
何がダメなのか。推理小説の評論は難しい分野の一つである。何故か。当然のことではあるが、ストリーの概略を述べるわけにはいかないから。これから読む人の興味を打ち消すような行い。一種の営業妨害でから。
AIが作ったゼロの焦点のカバーデザインはどのようなものか。話の概略がわかるようなデザインであり、宣伝で使うのは良いかも知れないが、ブックカバーとしては不適切。種明かしをしているようなものだから。
ではどうすれば良いのか。リバースエンジニアリングである。プログラミングでは一般的な手法。アプリケーションのソースコードを公開する事はほとんどない。ビジネスの核心を他人に渡すようなものだから。でそのアプリケーションの仕組みを知りたい人あるいは企業は、出来上がりから逆推(リバース)しながらどのようにできているのか探すわけだ。かなり大変な作業なのであるが。
本のカバーデザイン解明でもこの方法を使うことができる。本の内容と実際に販売されている本のカバーデザインを比較検討してみるのだ。ブックデザイナーは本の内容のどこに注目してこのデザインになったのか。色々と考えてみると参考になることが多い。本の内容をそのまま反映したようなデザインは少ないはずだ。
ブックカバーデザインの話は長くなりすぎるので、この話はここで一旦は終了することにして、AI画像作成で本当にオリジナルな画像作成の効果的な一つの方法をこれから展開してみよう。
AIを使ってオリジナルな画像を作成する方法
プロンプトをどうするかで出来上がる画像は大きく異なるので、自分が作成したAI画像はそのままでオリジナルと言えるのではないか。表面的なことではその通りなのだが、表現としてはどうだろうか。プロンプトにどのような工夫を加えても結果は同じ。それほど特色のないアイキャッチ画像。多くの記事でそのようなものなのだ。
この記事で使用している画像を例にして、オリジナル画像作成の方法を説明しよう。
絶対に必要なこと。素材としてオリジナルな画像(写真)を用意すること。何もここで大袈裟に考える必要はない。その記事を書いたときのメモ画像でも。あるいはその時に景色でも。あるいはその記事の気分を象徴するもの。散歩の風景かも知れない。素材であり、それだけで見栄えがするものでなくても十分である。
次は用意した画像から連想するもの。今回の例では弁当の写真から、この弁当が置かれる場面を考えてみた。食堂か、などなど。そして見つけたのがゴッフォの作品。私はこれまで見たこともない絵画。何かをやってみるとそれなりの成果がある。良いことだ。
AIの画像作成でよく使っているのは、Adobe経由でのBananaである。優れたものだと私は思う。ただ注意すべきところは、参照画像をそのまま使ってしまうこと。著作権的に問題になる可能性もある。要注意。
参照画像として登録したのは、自分が撮影した弁当写真。ゴッフォの画像を登録するのは止めた。この画像をそのまま使ってしまう可能性があるからだ。ではどうするか。今度はChatGPT。ブラウザーのプラグインのSideFusionである。このプラグインの面白い機能として、画像を提示するとその画像の説明を自動的に作ってくれること。ゴッフォの食卓画像もこの機能を使って文章化した。
弁当写真とゴッフォ絵画の文章化。この二つを使ってできたのが、今回記事のアイキャッチ画像である。多分これまで誰も作ったことのない画像である。メインの料理は自分が撮影した画像だから。
記事内容を反映したアイキャッチ画像を作るには
ここまでは一般的にオリジナルなAI画像を作るための工夫の一つを説明してきた。記事(コンテンツ)に対応しししかも絵解きではない画像の作成方法を検討してみよう。
推理小説の評論記事ではないので、多少のネタバレならば許されるのではないか。これからこの小説を読もうと思っている人にはごめんなのであるが。「
AIが作成した画像は海に面した崖に立つ一人の男である。この男は二重の結婚で悩んでおり、いかにもここで自殺したように見せかけることで、片方の婚姻関係を解消しようとしたのである。ここまで偽名での結婚だったからこれで可能かと。
問題はこのことを相談する相手がいたこと。過去に強い関係があった女。この女は女で事情があった。戦後のすぐのこと。生活に困った売春婦的なことをしていたのである。その時の担当の刑事がこの男。いつ秘密がバレてしまうのか心配していたこの女は、これを良い機会として、この男を崖からつい落として殺してしまうのである。小説の最後の方で明らかとなる真実なのだが。
崖の場面はこの小説の説明である。根本のテーマは何か。それは過去から逃れることができない、人間の宿命的な悲しさである。これをテーマとした画像がこの本のブックカバーなのである。具体的には。単なる思いつきに過ぎないが、自分だったら。
肩を叩かれ振り向いた女の恐怖がこもった驚いた顔。こんなところか。工夫のない話ではあるが、崖の話よりまともだ。話の種明かしをしているわけではないが。また鋭い読者ならば裏はすぐにわかってしまうから。
記事と関連したアイキャッチ画像の話である。どうするのか。
Mediumで目にすることが多い朝活について。朝活とは朝起きてから会社に行くまでの間にすべきことが5、6点(正確な数字はわからないが)あって、たとえば瞑想などを行うことで人生がうまく行くようになる。そんな話である。
自分の可能性を広げたい、このように思っている人は多い。悪いことではないが、その足元を狙った根拠のない話がネットで流布していることも確かな事実である。朝活を提案している人が悪意あるとは言えないが、根拠もない話、単なる自分経験を声高に言い募っているのはどうか。
実のところ自分も試してみたことがある。当然のことながら続かない。効果もわからないし何しろ面白くないから。でMediumで多いのがこの朝活に対しての反論なのであるが。
単なる反論では意味がない。自分の反論にどれほどの根拠があるのか、あるいは発明点があるのか。これがなければ他人の意見と同じである。であるのかどうか。
アイキャッチ画像を考えてみれば良い。自分が書いた記事の要約をAIにしてもらい、その文章でAIに画像を作成してもらう。さてどうだろうか。ありきたりの画像だとしたら、まさに自分が書いた記事がありきたりなのである。表面的な論理の展開ではなく、記事の核心部分。まさに自分だけが表明できる核心部分はどこか。AIが画像として表明してくれるだろう。そんな核心部分があっての話なのだが。
試してみたらこの結果となった
記事の筆者には無断ではあるが、上記の話を実際に試してみた。自分は何をするわけでもなく、記事の要約をAIに作ってもらい、その要約を画像作成プロンプトに入れてみた、そんなところ。記事の実際に使われている画像も掲載したいところだが、何か問題がありそうなので、これはやめた。参考にしたのはこの記事。
https://medium.com/illumination/3-micro-habits-that-will-outperform-your-morning-routine-in-2026-608dabc84d97

AIがどのように記事を要約したか。以下となる。
完璧な朝習慣よりも、2026年の鍵は5分以内でできるシンプルな行動の積み重ねである。起床直後にスマホを見ず歩く、待ち時間に運動や呼吸法を組み込む、前夜に翌日の優先タスクを6つ決めるといった「マイクロ習慣」で、意志力に頼らず集中力やエネルギーを高められる。小さな改善の継続が大きな成果につながる。
私が理想としている象徴的(metaphor)な表現とは程遠いのではあるが、オリジナルなアイキャチ画像よりは優れていると思う。少なくともこれから展開する話の骨格を与えて、読者に安心感を与える意味では。
→正直なところ要約してみて感じたことは。それほどの特色あるいは独自の考えがあるものではないこと。従来の朝活はやることが多すぎる。だから的を絞ってやることで効果が期待できる。そんな話なのだが、誰でも思いつきそうなこと。原理的な解明こそ多くの人が望んでいることであり、誰でもが考えることができることなど、ことさらネットで表現することでもないのでは。
→自分だったらどうなのだろうか。別の機会に試してみるというかそもそも朝活なるものに何の興味もないのかも。
しかし本当はここで終わっていたのではダメなのである。この画像を出発点としてさらに工夫を重ねる。記事を書いて終わったのではなく、もう一歩進む。まさに他人には到底できないことを狙うのが本筋。自分の意見として世間に公開する限りは、それは義務でもある。

象徴的な表現に変更との追加指令を出した結果だが、どうだろうか。ここからどのような表現に持ってゆくか、まだまだ個人としてできることは多い。幸いなことだ。
→項目3つを表現するのではなく、たとえば靴だけの表現に変更したら、何やら意味ありげな表現になるのではないか。できた画像をさらに編集していく。価値のあるアイキャッチ画像の作り方の基本の一つだ。